

沖縄のpapillonを代表するといっても過言ではない種です。
やはり石垣島で「これだけは見たい」という種に入っていました。
マダラチョウ科 オオゴマダラ(idea leuconoe)
開長 約7cm
食草 ホウライカガミ
生態 風の少ない日中、タテハ蝶特有のグライダー飛びをします。
翅が大きい分、羽ばたく頻度がかなり少ないのでタテハチョウ科とは思えません。
ふわりふわりと自分をよく見せるように飛びます。
この飛び方ができるのは、毒のある食草を食べることで体に毒を
蓄積し、鳥などの捕食者に「このチョウは食べてはいけないチョウだ」
という情報を与え、経験的に食べられないようにして身を守っているからです。
蛹は極細構造によって金属光沢を持ち、葉の裏に作られた蛹が、
周囲の光を反射し見つかりにくくしています。この金属光沢は蛹の内部の蝶本体のものなので、羽化した後の蛹の殻は透明です。若干ではありますが翅の根元付近に光沢の名残があります。
また、成虫の前脚が退化して短くなっています(タテハチョウ科特有)。そのためぱっと見たところでは脚が4本しかないように見えますが、よく見ると頭部と前の脚(中脚)の間に小さく折り畳まれた前脚があります。この前脚は歩行や掴まるためには役立ちませんが、先端に生えた感覚毛で味を感じることができ、感覚器官としての働きに特化しています。食事や産卵の直前には餌や幼虫の食草・食樹の表面に前脚を伸ばし触れる動作をおこないます。
続きを読む